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あご師の里


九州のやや中央山間部のとある小さな田舎です。お世話になった宿の人の話ではこの辺の集落のことを一部で「あご師の里」と言っているらしい。もともとは、ここの住人のあるひとりの「あご師」が自分のことを棚にあげてそう言い出したそうだ。「あご師」とは・・・私の住んでいる長崎地方では古くから「あご打ち」=口から出任せ・余分な、おおげさな口上・いらんこと言い・くだらんこと言い・講釈言い・など、ほめ言葉にはほど遠く、言い方を変えれば「口の悪い人」・「口のきき方の悪い人」の代名詞のようなものだ。「あご師」とは、その「あご打ち」よりとてつもなく、力強さが伝わってくる。なんとも強烈な響きである。その評判の「あご師」に一度お会いしたいと思っていたが、今では引っ越していないらしい。それなら、もうすでに「あご師の里」ではないのであろうか。と、思いきやいるいる、どこにも後継者はいるものだ。なんと「あご師の里」の話を聞かせてくれた宿のその人本人がしっかりと継いでいる様子、恐れ入りました。これで「あご師の里」の未来も明るいぞ。しかし、もったいないことだ。こんな立派な「あご師」は、田舎に留まらずもっと社会に出て世のため人の為に「あご師の本領」を発揮してもらいたいものだ。かわいい「あご師」の健闘を祈ります。
author:K・M, category:-, 10:30
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